血管撮影室・内視鏡センター

局所麻酔下の患者さんに寄り添うケア

血管撮影室は心臓・脳・腹部などの血管性病変に対して、カテーテルを用いた低侵襲な検査・治療を多職種チームで行っています。ほとんどは局所麻酔下で行うため、患者さんは意識がある状態で数時間に及ぶ治療を受けることがあります。

検査・治療の進行状況を伝えることでの精神的ケアや、同一体位による苦痛、肌の露出による羞恥心などの身体的苦痛に対するケアは、看護師の重要な役割と考え看護を提供しています。

安心して検査・治療を受けてもらえる看護を

内視鏡センターは、消化器と呼吸器疾患の検査・治療を行っています。内視鏡を挿入することは苦痛を伴うため、検査前の声かけから検査中のタッチングによる不安の緩和など、患者さんの状況に合わせた看護を行っています。

早期の食道・胃癌治療や、肺癌の確定診断のための検査など、がん患者さんに接することも多くあるため、医師・看護師間で情報を共有し、安全に安心して検査・治療を受けてもらえる看護を心がけています。

2023年度心臓カテーテル治療等件数

成人 786件
小児 416件

2023年度 内視鏡件数

上部内視鏡検査・治療 5,760件
下部内視鏡検査・治療 1,895件
膵胆管系治療 309件
気管支鏡検査・治療 220件