災害看護(DMAT・災害支援ナース)

DMAT隊 能登半島地震の被災地へ出発

DMAT隊員の活動

私は、看護師3年目の時に上司の勧めで日本DMATの資格を取得しました。そして、様々な訓練や研修に参加していくうちに、徐々にDMATに興味が出てきました。令和6年1月に発生した能登半島地震で、愛知県より派遣要請があったとき、DMAT隊員として活動する機会がありました。実際に被災地に到着し、医療従事者は48時間以上も寝ずに同じユニフォームで医療や看護を行い、ひどく疲弊していました。そこでDMAT隊員としての活動のミッションは、現地の疲弊している医療従事者に休息してもらい、私たちが被災病院の救急外来で働くということでした。ほんの5時間程度でしたが被災病院のスタッフに感謝され笑顔を見ることができました。今後もDMAT隊員として活動をしていきます。(DMAT隊員 加藤さん)

災害支援ナースの活動

熊本地震では医師や薬剤師など5名の医療チームで避難所を巡回しました。また、COVID-19感染の初期のクルーズ船内で感染が起こった時は、感染者を受け入れた病院へ2週間にわたりへ災害派遣として勤務しました。能登半島地震では避難所に滞在し、被災者の健康管理を行いました。災害拠点病院の役割として、暖かく送り出してくれるスタッフのおかげで活動ができています。(災害支援ナース 佐藤さん)